ProMED-mail Archive Number 20100529.1787
Published Date 29-MAY-2010
Subject PRO/AH/EDR> Paragonimiasis – USA: (MO)
Date: Fri 28 May 2010
Source: Beforeitsnews.com
http://beforeitsnews.com/news/50/073/Don_t_eat_raw_crayfish_you_may_get_lung_worm.html
米国 Missouri ミズーリ州の小川や河川で獲った生の crayfish ザリガニを食べた 6人がまれな寄生虫感染症と診断された (同州セントルイス Washington 大学医学部)。paragonimiasis 肺吸虫症の患者は過去 3年間で発生したが、3人の発症は 2009年9月下旬以降である。
ザリガニに寄生虫 Paragonimus kellicotti ケリコット肺吸虫がよくみられる北アメリカでは、これら 6症例の前に、わずか 7例が報告されている。
肺吸虫症は 発熱、咳、胸痛、息切れ、強い倦怠感をきたす。通常、死に至ることはなく、診断が適切であれば治療は容易である。しかし、非常にまれな病気であるため、大半の医師は本疾患に気づかない。半インチ大の卵型の寄生虫は、腸から肺に移動する。また、脳(激しい頭痛、視覚障害)や皮下(移動性小結節)に移動できる。
10-32歳の患者で発症した最近の同感染症により、ミズーリ州保健高齢者福祉局は州内の医師に健康に関する勧告・警告を発令した。また、生のザリガニを食べないように住民に警告する貼り紙も印刷し、人気のある小川の近くのキャンプ場やカヌーのレンタル事業所で掲載した。ザリガニを十分に加熱調理すると寄生虫は死ぬので健康リスクはない。
肺吸虫症は東アジアで、はるかに多く見られる。北アメリカのザニガニの寄生虫の仲間 Paragonimus westermani ウェステルマン肺吸虫 が[体内に]入っている カニを生または加熱不十分で食べた人のうち、年間に何千人の患者が診断されている。
[Mod. EP氏解説:
計 10例(過去3年間の 3例と以前の 7例)の症例が報告されている。
Lane MA et al. Human paragonimiasis in North America following ingestion of raw crayfish.
Clin Infect Dis. 2009;49:e55-61
]