PromED-mail Archive Number 20100413.1200
Published Date 13-APR-2010
Subject PRO/AH/EDR> E. coli O157 – USA (02): (WA), day care
米国 ワシントン州 Vancouver市の保育園 day care centerで、腸管出血性大腸菌 E. coli O157:H7 感染後、小児 1人が死亡し、他の小児 3人は回復した。
死亡した4歳男児は 同細菌感染が見つかってから 2010年3月19日入院した。他の小児 3人も直ぐに入院となったが、治療後退院。小児 22人と大人 4人も検査し、このうち 6人が同細菌株陽性であったが無症状であったので入院しなかった。
感染症のさらなる拡大はない。集団発生の原因はまだ分からないが、食べ物や[飲み物] 水が細菌汚染していたのではないと当局は確信している。発生は、トイレ使用やオムツ交換の後、適切な手洗いをしなかったなどの州立保育園での不衛生状態の結果[によるヒトからヒトへの感染]の可能性がある。
[Mod. LL氏解説:
(細菌性赤痢 shigellosis と同じく) 腸管出血性大腸菌は、サルモネラ中毒 salmonellosis、カンピロバクター感染症 campylobacterosis に比べて少数の細菌で感染症が拡大する可能性があるので、腸管出血性大腸菌の ヒトからヒトへの感染 person-to-person transmission のリスクはかなり高い。]